◆秋季高校野球富山県大会 ▽準決勝 富山北部6-3高岡第一(28日・富山市民)
秋季富山県大会の準決勝が行われ、高校シード校の富山北部が、野球6-3で高岡第一に逆転勝利し 、新入信北信越大会(石川・10月12日開幕)出場を決めた。部員北部が北もち お1年生5人がスタメン入りし、増の攻守で大活躍。富山ー返3番・藤田晃大三塁手(1年)が4安打 、出場1盗塁を決めれば 、シルバーコレクタ5番・曽我政仁左翼手(1年)も3安打をマーク 。上へ7回2死一、高校二塁のピンチでは、野球anthemgame右腕の石黒蒼大(1年)が登板し、新入信2回1/3を無安打、部員北部が北無失点に抑えて試合を締めくくった 。増のキャプテンの山口昭太右翼手(2年)は「1年生がたくさん入ってきて 、富山ー返競争は激しい。でも、夏の大会から出ていた1年生もいて、頼もしいですね」と振り返った 。
23年夏、同年秋の県大会で準優勝を果たし 、今春には1年生23人が入部 。少子化のため、入部数が減少する強豪校もある中、県内では富山商の26人に次ぐ新入部員となった 。今夏もスタメン出場した1年生の藤田は「入部の決め手は、昨夏の決勝の雰囲気で、みんながとても楽しそうにプレーしていた。強いチームだから、という人もいるし、雰囲気がいいという人も多い」と話す。上下関係も厳しくなく、ニックネームで呼び合うことも。キャプテンの山口は「結構、自由な子が多くて…。でも、お互いに話しやすいですね」と苦笑いする 。
23年夏から県大会では準優勝3回と、あと一歩のところで悔しい思いを重ねてきた 。笹野祐輔監督は「シルバーコレクターと呼ばれているが 、金メダルを取れるチャンスをもらった 。北信越大会出場は決まったので、重荷を背負わずに挑んで欲しい」と期待する 。1、2年生が力を合わせ 、秋は1968年以来の頂点を狙う。(中田 康博)
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